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執筆者の写真Iroha

ICCミニ調査 あなたの美とは何ですか?

あなたの美しさの定義とは何ですか???



こんにちは!ICC学生スタッフのIrohaです。

©Nicole Schlaeppi baseimage via Canva

突然ですが、皆さんの美の定義とは、何ですか?メイクはしますか?ロールモデルはいますか?

今回は、私が去年の11月30日に行ったイベント、「シュウウエムラと考える 美から始まるダイバーシティ」のディスカッションタイムで使った質問を


いくつか使って、ミニインタビューを行いました。



質問その1 メイクをしたことがありますか?なぜメイクをしますか?


  • ある。メイクをすることで自信を持てて、外見から自信を持つことで内面も磨かれると思うから。大事なことがある日にメイクをすると気合が入るから。

  • あまりない。メイクはしたいと思うけど、何から始めれば良いか、何が似合うかわからない。でももしメイクをして気持ちや見た目が変われるならしてみたい

  • ある。メイクをする気は今も無いが、周りの友達がメイクをして華やかになるのを見て自分もメイクを始めて楽しさに気づいた。でも今も時間があるときだけする程度。

  • ある。可愛くなるから。小5の時にアメリカの友達からマスカラとアイライナーをもらったのがきっかけ。自分のベストの顔をつくることが出来、自信が付く。

  • ある。小学生の頃にあったダンスの発表会がきっかけで始めた。また、アメリカの高校に入って、普段のライトなメイク(眉毛とまつ毛程)と休日のパーティーの時のゴージャスメイクのギャップが良いなと思ってメイクに興味を持つようになった。

  • ある。でも普段はしない。パフォーマンスをする時にメイクをしてもらった。大学に入り、ゲストを迎える時にファンデーションやハイライトをして少し顔を明るくしたことがある。(自分は男性だが)メイクの仕方は女性の友人に教わった

  • ある。メイクをすることで目を覚ましたり気合を入れたりしたいから。家にいる時のだらだらした自分とメイクをして活動をする自分の切り替えをメイクでしている。

  • ある。でもニキビとかを隠すためにBBクリームを塗るくらい。後はハロウィンの時に目の周りを黒くしてもらったりした。自分でもアイシャドウとかの目の周りのメイクをしたいと思ったことはあるけどやり方がわからないから諦めた。

  • ある。大学に入ったらやるものだと思った。大学に入るときに地方出身の「地味目」な人と思われて東京の人たちに後れを取らないようにしたかった。周りに合わせるため。だから雑誌や動画を見て勉強した。メイクをしてなりたい理想の自分近づけるような気がする。

  • ある。メイク自体は幼稚園の頃からバレエをしていたからずっとしてきたけど、自分でするようになったのは大学に入ってから。中高時代は学校の校則もあってずっと毎日すっぴんだったけど、大学に入ってプチプラメイクとかをYouTubeを見て学んだ。目を大きく見せるようにメイクをすると楽しいし自己肯定感がちょっと上がる気がする。

  • ほとんどない。幼稚園の頃に姉の化粧グッズでアイメイクを手当たり次第に使って遊んだり一度だけシンデレラのドレスを着てみたりしたけど、今は全くメイクをしていない。メイクをしたいと思った事も無いし、朝早く起きて準備するのが大変そうだなと思ってしまう。

  • ほとんどない。高3の時に一度演劇でメイクをしたことがあるけれど、今は自分の美の理想に近づく際にメイクは必要無いと思っている。


© Laura Mogollon diversifylens via Canva

質問その2 あなたの美の定義は何ですか?またはどんなものや人に美しさを感じますか?


  • 行動に現れるもの。姿勢が綺麗な人や自信がある人は美しいと思う。大学に入ってプレゼンの機会が増えて、おどおどしてしまったり笑ってごまかしてしまう事があるけど堂々とプレゼンをしている人を見るとカッコいい、魅力的だと思う。

  • 普段はあっけらかんとしているけれど、意外と自分の意見や芯を持っている人。自分が周りに流されやすかったり環境に左右されやすかったりするから、自分を持っている人は憧れる。見た目の美しさは最終事項で、どんなに見た目が美しくても道徳観に欠けていたら本末転倒だと思う。

  • 自然のはかなさに美しさを感じる。花が散ったり雪が解ける時に美しいなと思うから、人においても守ってあげたくなるようなはかなさがある人に魅力を感じる。

  • 美は、自分の一番のパッションや好きなものだと思う。自分はメイクやファッションが一番好きだからそこに美しさを感じる。後は心の清さに美しさを感じる。

  • 好きなものなどの軸があって、それを追及している人に美しさを感じる。自信がある人。例えば整形とか、賛否両論があるけれど、「わたしは整形をした方が綺麗だと思うから」と自分の信念をもって整形をしている人はカッコ良いと思う。あとは、「絶対これ似合うよ」って自信をもって言ってくれる人とか。

  • 何かを見ることによって直感で気持ちが心地良くなるもの。また、地域や宗教によって異なるからたくさんの基準がある外見的なもの。

  • 外見で直感的にきれいだと思うもの。例えばふとした景色や建物に感じる。人の生き方としての美しさは、日々楽しく過ごしていて、自分のやりたいことや目標をもって全力で生きているバイタリティのある人

  • 筋肉が好きです笑。modernなものよりもclassicなものの方が美しさを感じる。例えば今流行りのスニーカーよりも履き古された革のブーツとか。人の内面だと、自信を持っている人は好きだけど謙虚さを失ってしまう程の自信過剰な人は嫌。ある程度自分の劣っている部分を知っていて偽りのない人が良い。

  • 周りに振り回されずに自分の考えを持っていたり、「自分はこれがおしゃれだと思うから着るんだ!」って思って洋服をチョイスしたりなど、ぶれない芯を持っている人は良いなと思う。後は日本語に美しさを感じる、例えば色の表現だと、英語だと「○○blue」で表現される青も、日本語だと「藍色」とか色んな言い方があって色の微々たる差を逃さずに感性を持って名付けてるところに魅力を感じる。

  • 見た時に心を動かされるもの。綺麗なエメラルドグリーンの海も美しいと思うし、ICCのイベントに来たサヘル・ローズさんのお話にも心動かされた。結構直感で感じるものだけど、村上春樹の本や天声人語とかで読む言葉の使い方にも美しさを感じる。

  • 模様や形、意味等に惹かれてを集めるのが好きだった。化石や川の石、パワーストーン等、全般的にきれいだと思う。旅行へ行った時によく水晶を売っているのを見て興味を持ち始めた。後は、ネイマールとかがする、しなやかなドリブルとかは綺麗だと思う。

  • 美は自分らしさにあると思う。自分の性格に合った髪型や服装をしたい。また、外見だと特に、人はSocial Animalなので、自己完結してしまうのではなく、相手の求めるものにも合わせた調和が大切だと思う。(例えば学校の先生が自分はパンクが好きだからと言ってパンクバリバリの服装をするのではなく「先生らしい」格好との調和も求められるということ。)

©fransoopatrick pixabay via Canva

その3 ロールモデルはいますか?


  • kpopのアイドル、特にBLACKPINKのJennie。自分は中々なれないけど、ダンスも上手でカッコ良いのでとても憧れる。あと、TWICEのナヨンが「実際に私より綺麗な人はとても多いけれど、私は私自身が大好きです。前はコンプレックスになる部分が気になりましたが、今はそれも私のものだと思っています。そのコンプレックスも私だけが持っているから」と言う事を言っていてカッコ良いと思った。

  • 。どんな環境でも自分のペースで生きていて、何も考えないように見えて実は意見がある。漫画の「タッチ」の上杉達也。見返りを求めない優しさを振りまいている人だから。自分は中学の時八方美人だったけど、今はマイペースに何でも良いよと言って周りに逆に迷惑をかけてしまう事が無いようにしている。八方美人は優しいように見えて優しくないと思うから、少しずつ止めようとしている。

  • あまりいないけど、アニメ「ハイキュー!!」の北さん。「「反復・継続・丁寧」は心地ええんや」って言葉が好きで待ち受けにしている。生きる指標のような存在。

  • あまりいない。だけど、自分に自信を持って余裕を持てるように、自信のある人をも反している。自分の「こうしたい」っていう軸と他人から求められる像で揺れることがある。

  • 自分自身!

  • 部活の先輩。やりたい事をすべて網羅しながらも就活や勉強もきちんとやっているバイタリティに憧れる。時間が限られている中で最大限楽しんでいる人。その人に近づけるように、同じスケジュール帳を買ってみた。

  • 考えたことは無い。でも、思考力があって考えが深い人に憧れる。だから自分もアカデミアの道に進みたい。自分の親友も哲学的な話とかをしてくれるから良いなと思う。

  • 特定のこの人、っていうのはいないけど、メイクやファッションにおいて自分が好きだと思うSNSのインフルエンサーをジャンルごとにフォローしていて、その人たちに近づけられるようにしている。後は留学中コロナにかかった時や勉強が大変だった時にすごく気を使って心配してくれたり丁寧に教えてくれたりした事があるから、自分もそういう優しさをかみしめて還元したいと思う。

  • ロールモデル=参考にしたい人という定義で行くと、それぞれの領域において知識や経験を持っている人。例えばデパ地下のコスメを買いに行くときは、お店の人が商品について知識をたくさん持っているから頼りたいと思うし、就活の時も自分の志望業界の就活経験を持っている人にお世話になった。特定の人はいないけど、それぞれの分野で経験をたくさん積んでいる人の良いところを真似したいし、身近な友達とかからも目標に向かって頑張るパワーをもらったりする

  • 一番の憧れは幼いころに遊んでいた近所に住む一個上のお兄ちゃん。カッコ良くてバスケが上手で背が高い人。だけど、段々大人になるにつれて関りが減ってしまって自分とは程遠い存在になってしまった。内面で言うと父親にも憧れる。優しくて家族サービスが丁寧。旅行に行くときは家族の希望を取り入れて全部計画を立ててくれたし留学中も支えてくれた。自分も父親みたいに料理ができるように勉強したい。

  • 見た目でいうと、自分に似ていると言われたモデルや有名人のファッションをたまに情報の一つとして参考にしている。あとは自分の祖父も仏教的で職人精神を持っているところを尊敬している。「全ては一本の映画のため」という言葉をどこかで聞いたことがあるけど、自分の目標等に集中し、日常の生活もすべてその目標のために自然に行動できる人は良いと思う。後は言葉より行動の人。わざわざ言わなくても当たり前のこととして大切なことをしている人。

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いかがでしょうか。今回はあえて年齢や学部、性別を伏せてお見せしましたが、自分と似ている考え方、新たな発見などはありましたか。

開催したイベントでは、他にも

  • 挑戦してみたいメイクはありますか。どんなものですか。(色や国、顔のパーツなど)

  • 美の基準は自分の周りと自分自身の間でどのように異なっていると思いますか。それとも同じですか。

  • あなたの出身の地域や国ではどのような美の基準がありますか。

  • どのようにしたら様々な性別、国籍、年齢等を受容した包括的で多様な美やエンターテイメント業界を作れると思いますか。

といった質問を使いました。是非考えてみてください。


話を聞いていて、初めは「何もない」と言っていても、ぼんやりとその人の目指している人の像とか、目標が浮かび上がってきたことがありました。後は、自分に足りないと思っている性格等を持っている人に憧れるというケースも多く聞きました。

同じ職場の同期として働く学生スタッフでもこのように人の数だけ考え方が異なる話を聞けたのはとても楽しかったです。是非皆さんの考えも聞いてみたいです!


みなさんは何になりたいですか?

Iroha (ICC Student Staff Leader)




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