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Misaki

繊細さは武器である

こんにちは!学生スタッフのみさきです!


みなさんは、小さなことでどうしようもなく落ち込んだり、人といると疲れたり、ストレスや疲れを感じやすかったりすることありませんか?


もしかするとそれ、「繊細さん」かもしれません!

「繊細さん」とは















©Sketchify via Canva

HSP(Highly Sensitive Person)という、周りの刺激や変化を感じやすい人のことです。例えば、強い光や騒音、痛み、空腹が苦手だったりします。また、一度にたくさんの仕事を任されるとストレスを感じたり、周りに機嫌の悪い人がいると気になってしまうこともあります。意外と当てはまる人は多いのではないでしょうか?私自身も、外を歩くと周りが気になったり、お腹が空くとそれしか考えられなくなったり(笑)、H S Pに当てはまるところがいくつかあります。


しかもHSPは性格によるものではなく、脳の神経システムによる生まれつきの気質であり、5人に1人の割合で存在するそうです。つまり背が高いとか足が大きいといった特徴と同じように、そのような人がいることはごく当たり前で、また自分で変えることもできないのです。しかし、HSPを知らなければ、ただの気にしすぎる人だと思われたり、自分がおかしいのかも…と自信を失ってしまうこともあるかもしれません。そこで知ってほしいのが、繊細な人が繊細さを短所ではなく長所として捉え、我慢ぜずにラクして生きるためのノウハウを書いた、『「繊細さん」の本』です。


武田友紀著「繊細さん」の本


『「繊細さん」の本』は、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんが自身もHSPの1人として、多くの繊細な人とのカウンセリング経験をもとに書いた実用書です。


私はこの本で「繊細さん」という存在を知りました。繊細さんの特徴には自分の短所として捉えてしまっていたことばかりがあって、でもそれは悪いことではなくむしろ長所で、そういう人が自分以外にもたくさんいるということが一番の驚きでした。実際、この本を読んで「繊細さんって知ってる?」と周りに聞いてみると、「私も繊細さん!」とか、「こういうの気になるのわかる」と共感してくれる人がたくさんいました。ストレスへの対処法やのびのび働く方法、人間関係をラクにする方法など、繊細さんがすぐに実践できることがたくさん書いてあります。たまには放っておくことやボーっとすること、逃げることも大切なんだなと思いました。そして、「いいものを見つけることができる」とか、「人を助けることができる」とか、繊細さんていいとこたくさんあるじゃん!とちょっと前向きになれます。繊細さんは、我慢をやめて自分のままで生きることでどんどん元気になっていくそうです。

気になった方は是非読んでみてください。


「生きにくさ」をなくすために

©Sketchify via Canva


繊細さんのように細かいことにすぐに気づく人もいれば、あまり周りの刺激や変化が気にならない人もいます。そういう人たちからすれば、繊細さんは、気にしすぎな人、何でも合わせてくれる人、と悪気なく思われてしまうかもしれません。繊細さんはそういった何気ない一言にグサッと傷ついてしまうことや、自分が合わせれば済むと我慢してしまうことがあります。相手の気持ちがわかるからこそ自分より相手を優先したり、断れなかったりすることも多いのです。だからこそ、私は「繊細さん」という存在に目を向け、肯定してくれる人がいることがとても嬉しかったです。

人に優しく、心が深い。
 いろんなことに気づき考える。
 私は、そんな繊細さんがとても好きです。

これは私の好きな武田さんのフレーズです。


きっと「繊細さん」という言葉と存在が広まることで、ラクな気持ちになれる人がたくさんいると思います。そして、自分は当てはまらないという人にも、ぜひ知ってほしいです。繊細さん以外にも色々な特徴を持った人がいて、別の「生きにくさ」を感じている人もいると思います。大切なのは、自分の本音と一人ひとり異なる個性を持っていることを理解して、互いに尊重し合うことだと思います。それぞれの武器を生かすことができて、みんなに優しい環境が増えたらいいなと思います☺︎

そしてなんと!『繊細さんの本』 の著者である武田友紀さんをお招きし、ICCでイベントを開催しました!


イベントの様子をまとめたレポートもぜひご覧ください~


Misaki (ICC Student Staff Leader)

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