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執筆者の写真Waseda ICC

フィールドホッケーの魅力

更新日:2022年2月15日

はじめまして!


秋学期から新しくICCの学生スタッフリーダーとなりました、H.Y.です。今回は、私が現在夢中になっているスポーツ、フィールドホッケーについて紹介したいと思います!


競技の説明

突然ですが、皆さんは「フィールドホッケー」というスポーツをご存じですか?

実は私も、大学に入るまではどのようなスポーツなのか知りませんでした。(笑)

世界ではサッカー、クリケット、バスケットボールに次ぐ人気スポーツで、ファン総数はなんと22億人もいるそうです。しかしながら、日本では、マイナースポーツの部類に入る、珍しいスポーツです。周囲に「ホッケー部に所属している」と言うと、アイスホッケーやラクロスと間違えられることがよくあります。


ホッケースティックの例(筆者)

フィールドホッケー又はグラウンドホッケーとは、上の写真のような形をしたスティックと、野球のボールくらいの大きさの硬球を使いながら、パスやドリブルを駆使して相手のゴールへシュートをし、得点を競い合うスポーツです。ホッケーの起源は、ナイル川流域で発見された壁画にホッケーをする人々が描かれていることから、古代エジプトにあると言われています…!近代ホッケーはイングランド発祥であり、1908年にオリンピック競技に認定されました。現在では、オランダが世界一のホッケー強豪国として知られています。


1チーム11人の選手が出場でき、ほとんどの場合はゴールキーパーが1人、スイーパーが1人、ディフェンスが3人、ミッドフィールダーが3人、フォワードが3人のポジションにつきます。プレースタイルは、サッカーと少し似ています。


サッカーとの大きな違いは、ボールが足に触れてしまうと反則で、相手ボールになってしまうこと、ゴール前の「サークル」と呼ばれるシューティングゾーンからのみ得点ができること、選手交代が自由なこと、競技を始める前に人工芝に散水すること(ボールを滑りやすくするため)などが上げられます。


是非興味が湧いた方は、一度YouTubeなどで「フィールドホッケー」(または「Field Hockey」)と検索をかけてみてください!


早慶ホッケー定期戦

ルールの説明はここまでとして、続いて先日行われた早慶ホッケー定期戦(早慶戦)について共有したいと思います。


私はこの8月から、体育会の女子ホッケー部に入部しました。まだホッケー歴としては約4カ月の私ですが、夏練の成果を出すために全力で挑みました。今年はコロナウィルスの影響で、野球やラグビー、サッカーなど他のスポーツの早慶戦の観戦に行く機会がなかったため、私にとっては初めての早慶戦でした!まさか早慶戦観戦の前に、自分が出場する側として早慶戦に出る機会があると思っていませんでした。(笑)


試合前の円陣の様子(早稲田スポーツ提供)

早慶戦のはじまりは、1903年11月5日、早稲田大学野球部から、先輩格の慶應義塾大学野球部に挑戦状を送り、それに応える形で行われた試合だそうです。今から117年前から続いている、まさに伝統の対戦です。


秋シーズンには他の大学とも試合があったのですが、他の試合とは明らかに異なる、「絶対に負けられない戦い」という雰囲気や、早慶それぞれの選手の気合に圧倒されました。

早稲田がペナルティコーナーで得点をした瞬間(早稲田スポーツ提供)

試合の結果としては、1-1の引き分けとなりました。早稲田の女子部は昨年まで14連勝をしていたところなので、勝ちたいところではありましたが、今まで感じたことのないくらいの一体感・チーム力を感じる良い試合が出来たのでとても満足しています。初めは緊張もしていましたが、試合が始まるとワクワク感や楽しさが勝ち、あっという間に15分x4クオーターが過ぎ去りました。


見事シュートを決めた得点者(早稲田スポーツ提供)

もちろん早稲田にとって慶應は永遠のライバルであり、絶対に勝ちたい相手ですが、こうして燃える試合の出来るライバルがいることはとても恵まれていることだと思いました。

試合後の様子(早稲田スポーツ提供)

今回の早慶戦で熱い戦いを経験して、改めて早稲田大学に入学して良かったと感じることができました。


今年はコロナウィルスの影響で無観客試合となることが多いのですが、大人数の早稲田生で肩を組んで、共に大声で「紺碧の空」を歌える日が早く来てほしいです。

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