たん (ICC学生スタッフリーダー)
皆さん、初めまして!今年6月から新SSLになった国際教養学部のたんと申します。中国の蘇州出身です。私は父親の仕事の関係で高校から日本に来ました。今回は、自分が日本の高校で三年間の勉強及び学生生活を通じて、日本と中国の学校はどこが違うのかについて話したいと思います。個人の意見も含まれているかもしれませんが、楽しく読めたら幸いです。
はじめに
日本と中国が地理的に近いにも関わらず、文化やライフスタイルなどには大きな違いがあります。例えば、日本の高校で学生たちは昼食事をする時、家づくりの冷や飯であるお弁当を食べますが、中国の学生たちは主に食堂で熱いものを食べます。これは以前知らなかったため、ちょっとびっくりしました。このような生活習慣の違いは自分自身が体験しないとわからないと思います。だから、高校に入ってから本当にいろいろ面白いところを発見し、文化の差を肌で感じました。まとめとして、主に5つの違いがあります。
体育祭の時みんなで描いた黒板 (photo by author)
1つ目:入学及び卒業時間
日本は4月入学・3月卒業というスケジュールですが、中国では9月入学・6月卒業です。調べてみたら、4月入学の国は日本以外インド、パキスタンとパナマがあります。興味深いと思います。私の場合は、中国の中学校から卒業した後、日本の高校に入学するまでちょうど半年間が空いていました。その間で日本語を一生懸命勉強し、日本での生活に慣れてきました。一番有意義な時期だったと思います。
入学時の学校の桜 (photo by author)
2つ目:清掃
日本のイメージといえば、一番頭に浮かんだのが「清潔ときれい」だと思います。日本の高校に入ってなぜいつもそんなにきれいになるの原因がわかりました。それは清掃です。毎日授業が終わったら、15-30分の清掃作業時間があります。学生一人ひとりが指定の掃除場所の担当になり、必ず作業します。中国では4人組で掃除をしますが、毎日する記憶がないです。
3つ目:テストのやり方
中国の中学校で勉強したとき、7つの科目テストは二日間で全部受けるというスケジュールです。復習は結構大変で、テスト前の週末でおよそ3か4の科目を勉強しないといけなかったです。また、1つの科目は1.5から2時間がかかりますので、ちょっと重かったです。それに比べて、日本の高校でのテスト期間はより楽だったと思います。テストする科目の量はほぼ同じですが、一週間で受けることになります。1日2つの科目を受け、各科目は1時間しかないです。だから、復習のプランがより良く立てられ、テスト終わったときもそんなに疲れなかった気がします。
4つ目:英語の勉強に関して
日中の学校はともに英語を第二言語として勉強します。しかし、着目点が違うということに気づきました。日本では、「英語の論文が読める」という目的で文法をより大事にします。テストの問題もほぼ英訳問題で文法と単語を考察します。一方で、中国の英語教育は話す・書くことに力を入れ、英作文をよく書かせます。各国の勉強方法があるのが面白くて、これからもっと研究したいと思います。
初めて制服を着た時 (photo by author)
5つ目:勉強と部活の両立
中国は人口が世界で一番多いからこそ競争が激しいです。それに加え、大学入試方法も推薦やAOなどがなく、点数で大学が決まる共通のテストだけです。だから、より良い大学に入るため、中国の学生は課外活動をやらず勉強に一番時間を入れます。それに対して、日本の学生はいろいろな部活動があり、幸せだと思います。私も高校一年生の時、華道部に入りました。花の展示を勉強するだけではなく、花の種類もたくさん分かるようになりました。そして、友達のつくりもでき、学生生活がより豊かになりました。
華道部で完成した作品 (photo by author)
終わりに
以上が私の発見です。日本の高校での三年間は私にとって宝のような経験で、入って本当に良かったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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