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  • Chika

留学生活大解剖

更新日:2022年11月28日

こんにちは!6月に新しくICCの学生スタッフリーダー(SSL)になったちかです。昨年8月から今年5月までカナダに交換留学をし、つい最近帰国しました!

皆さんはカナダと聞いて何を思い浮かべますか?ロッキー山脈?メープルシロップ?それともオーロラ?英語圏の交換留学先としてアメリカを選ぶ人は多いけどカナダはどうなの?今回は少しでも海外生活や留学に興味を持ってもらいたいなと思い、私の留学生活をシェアしたいと思います。

留学しようと思った理由


私は法学部に所属しているため、留学は必須ではないし、そもそも学部内でも交換留学をする人は稀です。ではなぜ留学しようと思ったのか。


1. ビジネスとジェンダーの2点について学ぶ


学部で法を専攻している以上、どうしても履修科目は法律メインになりがちです。ただ、私は世の中のものやサービスが売られる仕組みを考えるマーケティング、そして昨今「自己のアイデンティティ」について考えるうえでも話題になっているジェンダー論の2点に興味を持ちました。両者ともに学問的にも北米の方が本場です。どうせだったら一旦専攻から距離をおき、他の学問を本場で学んでみようと考えました。


2. 英語力向上


中高6年間で英語を学び、その基礎力は形成されました。ただそれがどこでも通用する英語力か、それを自由自在に操れる状態だったかというと疑問でした。英語だけの環境に身を置き、実際に使うことで問題なくそれを操れるレベルまで引き上げようと思いました。


3. 世界中の人に出会う


カナダは多様性に富んだ国です。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南アメリカ、本当に世界中から人が集まっており、共存しています。日本にいたら出会うことができない人々と出会い、彼らとの交流を通して自分の視野を広げようと考えました。


4. 未知の世界で一人で生きてみる


親もいない。知り合いもいない。日本語も通じない。そのような場所で0から自分で関係構築をし、どこまでやっていけるのか。単純に自分のサバイバル能力を試したかったです。(笑)


以上4点が私の留学する目的でした。

留学先の授業


参考までに以下が私の留学先での時間割です。


時間割 photo by author


時間割だけを見るとスカスカに見えますが、空いている時間はクイズ(小テスト)の勉強をしたり、授業に向けて毎週一科目30~50ページのリーディングをこなしたり、ディスカッションの準備をしたりしていました。なので勉強に割く時間はそれなりに多かった気がします。しかし、テスト前以外は普通に夜は友達と談笑したり、土日は少し遠出したりと勉強以外の時間もきちんと確保できていたので噂に聞いていたほど勉強は大変ではなかったです。(もちろん履修科目や先生にもよる!)

前期の授業ではintroduction to Japanese popular cultureという授業も取っていました。日本のポップカルチャーの歴史を学び、海外目線でどう思おうかディスカッションをしようという授業でとても興味深かったです。せっかくの留学先で日本関連の授業をとるのは意味ないと思う方もいるかもしれませんが、外から日本文化をみて、海外の人の考えを知るチャンスなのでとてもおススメです。


土日と長期休みの過ごし方


土日は友達とブランチにいくか、アウトドアをしに行くかの2択でした。ブランチとは簡単に言うと朝食兼昼食です。休日、いつもより遅めに起床し、午前11時ぐらいに友達と食べるブランチは最高でした。カナダ(というより欧米)はブランチ文化が根付いており、ブランチ専門のレストランがとても多く、メニューのバリエーションも豊富です。パンケーキなどの甘いものからオムレツのようなお食事系まであるのでいつもメニューを決めるのも一苦労でした。


お気に入りブランチにて photo by author


私が留学していた都市、カルガリーはロッキー山脈のふもとに位置していたため、自然がとても豊かです。車で1時間でバンフ国立公園という場所にたどり着けます。そのため休日はハイキングやスキーをよくしに行っていました。もともとインドア派の人間でしたが、今回の留学でアウトドアに目覚めました。

Lake Louise photo by author


長期休みはカナダの国内を旅行しました。私の一押しはモントリオールです。カナダの公用語は英語とフランス語ですが、ほとんどの場所が英語一択、しかしモントリオールは完全なるフランス語圏でした。これはフランスがカナダを植民地化し、開拓しようとした際にその中心地がモントリオールであったという歴史的背景を反映しています。そのため、建物や食事、カフェ文化など、この都市にはフランス文化が根強く残っています。同じカナダなのに異国にいるようで新鮮でしたし、街全体がとても素敵でした。


世界遺産 モントリオール・ノートルダム大聖堂

photo by author


旧市街の街並み photo by author


現地で頂いた食事 photo by author


留学で得たもの


最後に、私的留学で得たものを紹介します。


1. ゆるぎない英語力


2. 世界中の友達

1、2はそのままの意味のため説明を割愛します。


3. リサーチ能力


ビザ申請、寮や科目登録の申請、現地の有名なハイキングスポット、カナダ国内旅行先でどこを訪れるか、どれだけ安く航空券を手配するか、目的地までの行き方(カナダは日本ほど公共交通機関が発達していないため)、知り合い0の土地ではすべて自分で調べなければならないので情報収集の力が付きました。


4. 行動力


もともと何か物事をやる前は、あれこれ心配事や不安なことがあって直前まで悩みまくり、実行までに時間がかかるタイプでした。しかし、交換留学という限られた期間を最大限に活用ししようとあれこれ考える前にやりたいことはやる!と決め、なんでもチャレンジしました。その結果、行動力が上がった気がします(笑)問題が起こってもその都度対処すれば意外と何とかなるとわかりました!


5. 自分のことを知るいい機会になった


人間関係も生活基盤もない留学初期は本当にゼロスタートです。クラスやサークル、バイトなどのコミュニティ内で自然と仲良しを見つけられる日本と違って自分から行動しないと何も始まりません。そのため、やったことのないことにチャレンジしたり、自分がこれまでかかわったことのないタイプの人と接したりする機会が多くありました。このことから、自分がどういう人間でどういうものが好きか、何が苦手かを知るいい機会になりました。



Chika (ICC Student Staff Leader)

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